もくじ

長くなったのでもくじを作りました。
ちょっと長すぎる気がしてきました……。 ホームページの構成を考えたほうがいいな。とはいえ、メインのコンテンツだと思うので、 盛りだくさんでお届けします。

植田ゼミ選考情報
植田ゼミQ&A 〜ゼミオリ補足〜
植田ゼミ卒業生の就職先など
ゼミって?
ゼミの重要性
ゼミの選び方
ゼミの選考方法一般
ダブルゼミ

植田ゼミ選考情報(New!!)

選考方法:書類と面接による

書類:金融について面白いと思った現象、その解釈を記した短い文章、および自己紹介。


となっております。
以下僕から少々補足。赤字は先生からのコメントをそのまま引用してあります。

 提出書類(以下レポートとします)の課題がかなりアバウトですが、何を書いてもかまいません。分量はA4で2〜3枚が適切かと。
「金融について」となっていますが、もう少し広く、「マクロ的な経済事象に関連すること」でも結構だと思います。
ただ、テーマは何でもいいのですが、自分で考えた跡がみえるようにしてください。
 学術書や新聞、経済誌の切り貼りだけでは、その人がどのようなことを考えているのかわからないので、出す意味がないです。 難しいことを書く必要はまったくないので、自分はこう考えます!というのを書いてみてください。
 難しいことを書くと、自分で理解できず面接でそこを聞かれて逆に困ったことになります(笑)

 面接は基本的にレポートをもとにして行われますので、その意味でも自分で考えて書くことはとても大事です。

 選考まであと1ヶ月ほどありますが、準備すべきこととしては、
何かを身につけるというよりも、どういう問題がおもしろそうかを考えてきてください
 とのことです。皆さんなりにこの言葉を解釈して準備してみてください♪

 選考課題についてはわからないことも多いと思うので、4月の個別ガイダンスなどのときに何でも聞いてください!
メールもOKです♪ 皆さんのご健闘をお祈りしています。

植田ゼミQ&A 〜ゼミオリなどの補足〜

ゼミオリに足を運んでくださった方、ありがとうございました!!

聞いてくださった方はわかると思いますが、
かなり早口でしたよね(笑) ごめんなさい。

どうパワーポイントを作り直しても8分に収まりきらなかったので、
あんな早口になりました。


さて、ゼミオリでは必要最低限のことをお伝えしようと思ったので、 「ゼミの内容」+「先生紹介」しか話せませんでした。 不明な点だらけだと思います。

そこで、この場でよくある質問についてお答えしておこうと思います。
ゼミオリが終わった後に来てくれた2年生の方の質問や、
これまでメールでいただいた質問をまとめました。

このホームページに書いてある内容もありますが、
Q&A形式でまとめたものがあってもいいかなと思うので、
すべて載せてあります。

今後も、メールでいただいた質問で、一般性の高いものを中心に、 こちらで紹介していくつもりですので、頻繁にチェックしてもらえるといいかと思います。



Q.国際金融を学びたいのですが、扱いますか?(New!!)

「国際金融」をどう定義するかにもよりますが、
基本的には、植田ゼミでカバーすると考えていただいて結構だと思います。

たとえば、日銀の金融市場レポートなどを読むと、 世界的な金融の動きが書いてありますから、それについて議論することになります。
むしろ、グローバル化が進む現在において、世界から切り離して 日本国内の金融のみを論じることは非常に難しいことだと思います。

というわけで、国際的な金融の話は当然植田ゼミで扱います♪

Q.他のゼミと迷っています。。。(New!!)

その気持ちは非常にわかります。
僕も去年迷いまくりでしたから。。。

他のゼミを経験していないので
他と比べてどうこうといった話はできません。ですので少しアドバイスを。

今現在、既に卒論のテーマを決めて研究を始めているといった人以外は、 おそらく漠然としか「興味のある分野」を決めていないと思います。
あるいは、なんかもうよくわからんけどとりあえずゼミは入らないとやばそう・・・、
ぐらいですよね?
なので、迷った時は「個別ガイダンスの雰囲気」で決めてしまいましょう。

2年間、あるいは卒業してからも付き合いが続くのがゼミです。
もし研究分野に強いこだわりがないのであれば、自分が馴染めそうか否かで ゼミを選ぶのが一番いいと思います。
最初は興味がまったくなくても、楽しくゼミ生活を送っていくうちにその分野に 目覚めるかもしれないし、逆にこれを研究するんだ!という強い気持ちがあっても、 ゼミの空気に合わないと勉強がめんどくさくなってしまうかもしれません。

とゆーわけで、いくつか気になるゼミを選んだら、
「4月のガイダンスをハシゴして、雰囲気で選ぶ!」 というのが一番いいと思います。
僕も去年植田ゼミ含め3つぐらいのゼミで迷ってたんですが、 ガイダンスで植田ゼミの雰囲気が自分に一番合っていそうだったので、 それで決めてしまいました。

是非、個別ガイダンスにお越しください♪

Q.他学部生の聴講は可能ですか?(New!!)

聴講は例年認めていません。もしも希望者が10人を下回るときは認めるかもしれません
(先生からのメールを引用)

Q.来年も開講は火曜日ですか?(New!!)

シラバスで確認したところ、2010年度も火曜日4限開講でした。


Q.ゼミの負担はどのぐらいですか??

プレゼンで完全に省略した部分ですねm(_ _)m

まずゼミの時間ですが、
15:00に始まって、18:00前には終わります。
最短記録は16:50とかだったと記憶しています。
話が盛り上がると18:00近くまで議論します。

経済学部の中では比較的早く終わるゼミだと思います。
終わってから資格予備校にもいける時間です。


ゼミは毎週1〜3人が発表の担当者となり発表を行います。
ゼミ生が14人×2学年ですので、計算してもらえればわかりますが、
大体一学期につき発表1〜2回程度です。
気になるのは、その1回につきどのぐらい時間がかかるのか、だと思うんですが、これは人それぞれですね。

就活やらで忙しくて時間が無い…というのであれば、
1日かけて準備するぐらいがでそれなりのものができるかと

でも、調べていくうちに面白くなっていったりすることがよくあるので、
結局1週間ずっと準備してた、なんて人もいると思います。

調べれば調べるほど詳しくなって、先生のアドバイスもよく理解できるので、
結局時間をかければかけるだけ自分に返ってきます。
(想像できると思いますが、テキトーに準備してテキトーに発表すると、
先生からのフィードバックすらよく理解できないなんてことになります)


Q.ゼミ生の進路は?

こちらをご覧ください


Q.選考を通るポイントはありますか?

う〜ん…、難しい質問です。
が、よく聞かれたのでコメントします。

まだ正式な選考方法が決まっていないのでなんとも言えないんですが、 基本的には昨年と同じだと思います。
「金融に関するエッセイ」と言われても漠然としている、とよく聞かれましたが、 実際何を書いても大丈夫だと思います。 僕自身、今から考えるとよくわけのわからないことを書いたような気が……

大事なのは、自分が理解していることをわかりやすく書くということです
背伸びして難しい内容のことを書いても、面接で少し話してみるだけで一瞬でバレます。
あ、こいつよくわかってないのに書いたなと(笑)

ですから、今まで学んだ経済学の枠組みをフル活用して、
最近話題になっている論点について書いてみたり、
面白いなと思ったニュースについて書いてみたりすればいいと思います。

また選考課題がきちんと決まったら、もう一度アドバイスを書きたいと思ってます。


Q.成績は関係ありますか??

あんまり関係ないと思います。
いくら成績が良くても、実際に話してみて、
なんかセンスねぇなぁ、となってしまうと厳しいですよね。


大事なのは、経済学的な物の見方ができるかどうかです。

これをどう訓練するのかは実はカンタンです。

例えば、ミクロ経済学の勉強をしているときに、
盲目的に式を微分して0とおくだけの作業を繰り返していると、
いわゆる「テストの点数だけいいやつ」になってしまいます

そうではなくて、ちょっと立ち止まって、
「この式を微分するってのはどういうことなんだろうか」
「完全競争では限界費用と価格が一致するっていうけど、ホントにそうか?」

なんてことを考えながら試験勉強するだけで随分違うと思います。

そういう訓練をしておくと結果的に試験の点数もよくなる傾向にあると思うので、
成績は直接は関係ないけど、実は関係しているっていう、
答えになっているのかわからないような答えをしておきます。

言いたいことは伝わっているでしょうか……


また、わからないことがあったらメールください♪

植田ゼミ卒業生の就職先など

どこに書けばわからなかったので、おそらく新3年生の皆さんの目につきそうなこのあたりに書いておきます。

2009年度卒業生進路(2010年3月卒業生)

三菱UFJリサーチ&コンサルティング、日本経団連、東京電力株式会社、東京大学大学院経済学研究科(2)、住友商事、金融庁(2)、 税理士法人トーマツ、日本政策投資銀行、マッキンゼー・アンド・カンパニー、 東京大学公共政策大学院、P&G、住友信託銀行

2008年度卒業生進路(2009年3月卒業生)

アクセンチュア、三菱東京UFJ銀行、ゴールドマン・サックス、みずほ証券、三井住友銀行、 東京大学大学院経済学研究科、日本銀行

2007年度以前のOBの方々の進路
(どのゼミもそうだと思いますが、全部書き出すと合同説明会の参加企業なみの数になってしまうので、 最近卒業された方々を中心に紹介します。既に2009・2008年度卒業生の進路で紹介したところは省略させていただきます)


野村證券、国土交通省、ボストンコンサルティンググループ、マネックスグループ、 大和証券SMBC、外務省、JR東海、松下政経塾、財務省、総務省、IKEA、UBS証券、全日空、 シティグループ証券、プルデンシャル生命保険、大和証券キャピタルマーケッツ、 台東区役所、住友電気工業、ブーズ・アンド・カンパニー、ユニゾンキャピタル、 ドイツ証券、欧州三井物産、IMF、ソニー、内閣府、など



こうやって見て改めてビックリしたんですが、かなり多様な進路ですね。
OB訪問には困らないと思ってください♪
OB会もかなりいろんな話が聞けて楽しいですよ。


傾向としては、
金融業界に進まれる方がやはり多いですね。
官公庁も比較的多いようです。
また毎年日本銀行の内定者がいるのも特徴の一つだと思います。


植田ゼミに入ったから○○業界に入りやすくなったり、逆に邪魔になったりすることもないので、 あくまで参考程度でとどめておくといいと思います♪
中には、2年間金融を勉強して「自分は金融に向いていないとわかった」と言って、
別の業界を志望する人もいます。

自分の適性がわかるというのはいいことだし、その人も金融の知識自体は学ぶことができたわけですから、 進路はあまり気にせず植田ゼミに応募してみてください!

ゼミって?

選考情報をまだ書いていないときに、
それだけだと寂しいのでという理由で書いた文章ですが、
結構多くの人に見ていただいているようなので、
消すのももったいないし残しておきますね♪
↓↓↓↓↓↓↓↓↓


おそらく新3年生の方は経済学部のゼミについてあまり知らないと思いますし、
ゼミ一般について少し書いておきます。


※最初にお断りしておくと、
経済学部のゼミは、ゼミによってビックリするほど内容や形式や雰囲気が違うので、
ここに書いてある内容は絶対ではありません。
筆者(ゼミ長です)がこの1年で感じたことなので、要するに独り言です(笑)
あくまで参考程度に考えてくださいね♪


ゼミというのは、正式名称ではなく、
シラバスでは「演習・少人数講義」と記されているものです。
ただ、「演習・少人数講義」という名称は完全に忘れ去られており、
みんな「ゼミ」と呼んでいます。

ゼミは通常は毎週1回決まった曜日に行われます。
ゼミによっては自主的な勉強会(自主ゼミ、サブゼミなどと呼ばれていたりします)があったりしますが、 基本的には週1と考えてよいでしょう。

ほとんどのゼミは2年間の継続履修が前提とされており、
つまり経済学部に在籍している間はずっとゼミに参加することになります。

多くのゼミでは議論・演習が中心の学習が行われており、
普段の講義とは違い積極的な参加が求められます。

各ゼミでは程度の差はありますが、あらかじめ学習テーマが決められており、
(ほとんどの場合、担当教授の専門分野です)
そのテーマに興味を持つ学生が集まるため、より深い学習ができます。

ゼミの人数も多種多様ですが、
今手元にある昨年度のシラバスをパラパラ見てみると
大体1学年10名前後のゼミがほとんどですね。
3年生と4年生の2学年が在籍するので、(ゼミによっては院生も)
合計10名強〜20名前後の規模のゼミが多いかと思います。

後述しますが、経済学部生にとってゼミが学部の学習の中心となることが多いと思います。
多分4月に入ると「ゼミが勉強の中心」というフレーズをよく聞くと思いますが(笑)

しかし、それはまったくウソではなく、これまでの経済学部長のインタビューなどを見ていても、
「経済学部の特徴はゼミ教育」といった言葉がよく出てきます。
例えば、伊藤元重前学部長のインタビュー(UT-Life)↓
http://www.ut-life.net/study/faculty/econ/
(中段、教育の特色は、のところ)

実際、東大の教授と非常に近いところで1つのテーマに沿って勉強ができることは、
とても貴重な機会です。
是非是非、自分にとって最高のゼミを見つけてもらえればと思います。

ゼミの重要性

などと、上で説明したは良いものの、やっぱりよくわからんという人が多いと思います。
そりゃそうですよね〜。
今まで駒場で遊び呆けてたのに、いきなりゼミとか言われても……という人もいると思います。

「たかが週1っしょ? 語学みたいなもんじゃん」
ぐらいですよね。

というわけで、実際ゼミってどのぐらい重要なのよ、ということについてお話しします


・勉強のこと

「君は駒場で何を勉強したの?」

と聞かれて、明確に答えられる人は多くないと思います。
「とりあえず経済行けるように試験前頑張って勉強した」とか
「進級できるようにシケプリ駆使して乗り切った」とか
そんなことはないですか?
いや、明確に「これを学びました!」と言える人はいいんですけどね。

駒場は教養過程なわけですから、幅広く学習するというのはいいことだと思います。
しかし、卒業後になって

「君は東大に入って何を勉強したの?」

と聞かれてもちゃんと答えられないようでは……、

チョットさみしいですよね

ゼミというのは一つのテーマに沿って2年間学ぶのですから、
嫌でもその分野について詳しくなるでしょう。
毎週論文を読んだりするのですから、興味も持ちやすいと思います。

せっかく経済学部という、国内では屈指の経済教育を行っている場所に身を置くのですから、
ゼミに参加して、
「自分は東大でこれを勉強した!」と胸を張って言えるように
頑張ってみてはいかがでしょうか♪



・仲間のこと

1年生のとき、最初は周りに全然友達いませんでしたよね(汗)
そんなとき「クラス」というものはとっても助かる存在だったと思います。
一緒にお昼ご飯食べたり授業の情報交換したり飲みにいったりね!

それと同じです。
専門課程に進学というのは、ある意味リセットです(笑) 今までサークルで仲良くしていた友達とも、考えられないぐらい疎遠になったりします。
恐るべし、本郷生活……

そんな中で、ゼミというのは友人を作るには格好の場所です。
毎週顔を合わせますし、一緒にプレゼンを準備したり合宿に行ったりする中で、
お互いの仲はかなり深まると思います。
合宿で伝説とか作っちゃったときにはもうね(笑)

試験などについても、ゼミのネットワークは大活躍です。
そのあたりの事情は駒場を2年間経験した人ならよくわかると思います。

というわけで、「新しい仲間ができる」という点でも、
ゼミの存在は大きいと思います。

じゃあ駒場のときとそんなに変わらないじゃない、と思うかもしれませんが、
決定的に違うものがあるんですね。

それがいわゆる「就活」というものです。


・進路選択のこと

就活に限った話ではないので、「進路選択のこと」としました。
2年の終わり頃ではまだ実感がない人もいるかもしれませんが、
3年生の春頃から嫌でも進路について考えなくてはなりません。

その時期に仲間がいるということは想像以上に大事なことです。
自分の進路を決めるにあたって、友達と話し合ってみることはとても重要ですし、
実際に就職活動が始まってからの情報戦に耐えるためにも仲間の存在は大切です。

また、ゼミにはテーマがあるわけなので、
集まってくる学生は多かれ少なかれ同じような分野に興味を持っているわけです。
ですから、希望職種も似通ってくることが多いのでお互い相談しやすかったりします。

OBの存在も大きいですね。
民間企業の就職活動で言うなら、OB訪問という形で社員の方にお話を聞きに行ったりするわけですが、 ゼミに参加しているとゼミの先輩に聞きにいけるのでとてもやりやすくなります。
(ただの東大のOBよりもサークルの先輩に聞きにいくほうが、
共通の話題もあって話が弾みそうですよね。それと同じです)

多くのゼミはOB会という形で、現役生とOBとの交流の場を設けたりしているようですし、
進路選択の上でとてもためになるお話が聞けたりします。

これからの人生の方向を決める大事な時期に突入するわけですから、
(まぁ僕なんかはまさにその真っ最中なのであまり大きなことは言えないんですけれどww)
ゼミ仲間と一緒に乗り切りましょう♪

・卒業後のこと

ここは、僕自身まだ卒業してないんで完全な想像なんですけど

先輩の話を聞いていると、卒業してからもゼミ仲間でたまに集まったりしているようです。
また、勤め先によっては、「○○ゼミ出身者の会」なんてものもあったりするようです。

そんな魅力もゼミにはあるんですね〜♪

ゼミの選び方

ゼミについてはなんとなくわかったけど、
じゃあ実際にどういうふうに選べばいいかよくわからん
という人のために、ゼミの選び方のアドバイスをちょっとだけします。

・ゼミの内容

当たり前ですね〜(笑)

でもこれはちゃんと意識したほうがいいと思います。
というのは、4月のゼミ選びの時期になると、
期限も迫ってくるので、焦って人気とかで選んじゃうことがあるんですよね。
あとは、後述しますがどうでもいい噂が流れたりもします(笑)

まぁこれは経済学部っぽく言うと、情報の非対称性のせいなんですけど。
(ミクロ経済学でやったと思います。どうでもいいですねw)

ただ、ハッキリしているのは学習内容です。
シラバスにもちゃんと書いてありますし。

友達ができる、とかいろいろ言ってきましたが、
やっぱりメインは勉強です、ゼミというところは。

実際、毎週論文を読んで議論したりするわけですし、
発表の担当になったりすると準備が結構大変だったりします。

それなのに、全然興味の無い分野のゼミだと後々キツくなってきます。
全然興味が沸かないようなテーマと2年も付き合うのは
かなりめんどくさいことになる
と思うので、
まずは「何を勉強するゼミなのか」というのをメインに選びましょう。


とは言っても、2年生の段階で細かく再分化された専門分野の中から
自分が興味のある分野を選ぶという作業も結構難しいですよね〜。
なので、少しだけアドバイスを。

駒場で専門科目1を合計8科目学習したと思いますが、
その中でどれに興味を持ったかを指針にするとやりやすいです。

専門科目1というのは上手くできていて、経済学の基礎知識は満遍なく身につけることができます。
(だから、もし4学期の試験の前にここ見てる人がいたら、頑張って勉強してください)

ですから、その中でどれが面白かったかで選べば割と選びやすいと思います。
(もれなく選べるという意味で)

経営の授業が面白かったなら、経営・マーケティングのゼミ、とかね

ただ、宣伝も兼ねて一つ注意なんですが、
「金融系のゼミ」というものがありまして、おそらくうちのゼミもそこに属することになるわけですが、
これは専門科目1に、ピッタリ当てはまる授業がないんですね。
植田ゼミで言えば、
マクロっぽい内容も扱えばミクロ的な分析もするし、当然マーケットとファイナンスの知識も学びます。
現在の金融市場は会計基準とは切っても切れない関係にあるし、
統計的な知識も必要ですね。

全部じゃね〜かwwということになります。
ですから、専門科目1で面白かった分野、というのはあくまで指針にしかなりません。
最終的には、ゼミオリなどで、ゼミの人に聞かないとわからないですね(汗)


その点、植田ゼミでは幅広い教材を扱うので、
上で述べたように、経済学の知識全般を身につけることができるので、 ゼミがいろいろあって決められないけど、とにかく一生懸命勉強したい!という人にもピッタリです。

と少し宣伝(笑)

・雰囲気

1つ前の「ゼミの内容」が一番大事だと思うので、あとの項目ははさらっとしか書きませんが、
何回も述べているようにゼミというのは長い付き合いになるので、
ゼミがどんな雰囲気か、自分に合った雰囲気か、というのも大事なファクターだと思います。

ゼミによって、ゼミ中の雰囲気や、所属するゼミ生の傾向などがかなり異なります。
教授が進行役をつとめて厳格に進められるゼミもあれば、
和気藹々(わきあいあいってこんな字なんですね)とやっているゼミもあります。

しかし…… これは去年のゼミオリで筆者が感じたことなんですが、
ほとんどのゼミは、
「勉強をしっかりやるが、そればっかりでなく飲み会などもありとても仲が良いです。
ONとOFFがハッキリしているゼミです。」

と言ってた気がします

基本的にゼミの紹介の最後のフレーズはこれです(笑)
というか、こう言うのがナッシュ均衡みたいになってると思います。

実際、どのゼミもウソは言っていないんでしょうし、
多分僕もゼミオリでこう言うと思いますけど(笑)
選ぶ側から見るとこれだけではどうしようもないんで、
ゼミオリやガイダンスのときにゼミ生をつかまえて実際に話を聞いてみるのが一番です♪

・教授

教授で選ぶというのも一つのやり方ではあります。
普段の講義よりもゼミのほうが質問もしやすいですし、
いろいろと指導してもらえます。

ですから、前々から著書をよく読んでいたり、
この教授に教わってみたいなぁ、という人がいる場合は、
教授を目当てにゼミを選んでみてもいいと思います。

・就職先

多分、ゼミオリの資料などに、卒業生の就職先などが載っていると思います。

ゼミ生がどんな進路なのかを見ることで、
どのような分野に興味がある人が集まるのかがわかるので、参考になると思います。

ただ「ゼミの傾向がわかる」というだけで、
「その企業に入りやすくなる」ということはないのでご注意を。

まぁ当たり前ですよね。
4年の内定者の先輩のコネなんかあるわけないですから(笑)

・新勧期に流布する噂

オマケですけど、とにかくゼミ選びというのは情報が少ないので、
4月には根拠の無い噂が流れまくります。

○○ゼミの倍率は5倍とからしい

とかそんな感じのがww

大体こういうの根拠ありません。


それに周りの話を聞く限り、
経済学部のゼミに「ハズレ」は1つも無いと思います。
もし仮に一次選考で落ちてしまったとしても、
あまり調べていなかったゼミに二次選考で行くことになって、
実はそこがとても面白かった!!ということもよくある話です。 ですから、まずは入りたいな〜と思ったゼミに応募するのが一番いいと思います。

ゼミの選考方法一般


基本的にはレポート+面接です。
レポートはゼミによって内容はかなり異なりますが、
自己紹介+志望理由+α
というケースが多いと思います。

ちなみに、昨年度の植田ゼミでは
「"金融に関するエッセイと簡単な自己紹介"を合わせてA4用紙で数枚」
という内容でした。

自分の頭で考える能力が見られているようです。

それから、レポートに成績表を添付するのですが、
そのためよくある質問として、

「成績は関係ありますか?」

というのがあります……。
これ、答えるの難しいんですよ。
関係あるというわけではないけど、ないということもなさそうですよね。
(成績表添付されてきたら、やっぱり先生方は目を通しますよね……)
ですので、勉強するに越したことはない、と言っておきたいと思います。

今年は早めにこのウェブサイトを立ち上げたので、
運良く4学期の試験前にここを見ている人がいたら、
試験頑張ってください♪


それから、

今から何かやっておくといいことはありますか?

という質問もあると思うんですが、
専門科目1の試験勉強、本を読む、新聞やニュースをチェック、ぐらいだと思います。
本郷では、専門科目1の知識は前提ですべてが進んでいきますし、
レポートを書くときもその知識があればとんちんかんなことを書くことはないと思うので、
個人的には試験勉強が意外と大事なんじゃないかと思っています。

ダブルゼミ

ゼミの新歓が始まると「ダブルゼミ」という言葉を聞くと思います。
これは要するに2つのゼミに所属することです。

経済学部の履修の決まりで、ゼミは2つまでなら単位に認定されます。

意外とダブルゼミのやり方についての情報が少ない気がするので少し説明します。

基本的には2つのゼミに応募するだけですが、少しややこしいです。
4月にゼミの参加申し込みがありますが、これには1次と2次があります。
まず1次募集があります。
それが終わって選考の結果が知らされてから2次募集があります。
1次で選考に通って、さらに2次にも申し込んでそこでも参加が決まった場合に、
「ダブルゼミ」ということになります。

ということは、1次で落ちてしまった場合は残念ながらダブルゼミは不可能です。

また、2次についてはゼミごとに選考内容が異なるので注意が必要です。
すなわち、
「2次募集は行わない」のパターン
=入るなら1次募集しか無理

「1次でゼミが決まらなかった人のみ2次募集の対象」のパターン
=救済してくれるイメージ

「1次で決まった人のみ2次募集の対象」のパターン
=他のゼミの選考で落ちた人は受け入れないってこと

「2次募集も広く受け付けます」のパターン
=来るもの拒まず!

とあるわけです。
これらの情報はガイダンスや掲示板で告知されるのでチェックしておきましょう。

ちなみに、ダブルゼミ以上に少ないですが「トリプルゼミ」というのもあります。
2次までしか募集ないじゃん!と思うと思いますが、
これは要するに「ダブルゼミ」+自主ゼミということです。
単位も2つまでしか認められませんしね。

自主ゼミは単位が来ないので、経済学部が一括で行うゼミの選考の流れとは独立して、
選考が行われます。

ですから、上で説明したダブルゼミの流れに乗りながら、
それとはまた別にその自主ゼミに応募する形になります。


ダブルゼミ(トリプルゼミ)についてですが、
メリットとしては、
・いろんな勉強ができる
・友達が増える
が挙げられて(もちろん派生してノートが集まるとかありますけど)
デメリットとしては、とにかく
・時間が無くなる
ということがあると思います。

4月病にかかって、トリプルゼミやってみたら後々大変なことになって泣く
ということもありえます。

ダブルゼミを考える際は、事前に負担の重さなどをきちんと確認しておくといいでしょう。

ちなみに、僕はトリプルゼミしているので、
何かわからないことがあったらゼミオリやらガイダンスやらで捕まえて聞いてください。
何かしらアドバイスはできると思います。

お知らせ

【新HPについて】
2011年度のHPがオープンしています。
2011年度植田ゼミHP

特に、2011年4月に経済学部に進学される方は、こちらをご参照ください。

今までありがとうございました。

管理人の一言

2010.4.4 11:36AM

こんにちは!
新3年生の皆さん、進級おめでとうございます♪
そしてもう4年生になってしまった俺…

4月に入ってから多くの方にこのホームページを訪問いただいているようです。ありがとうございます。 やはりゼミ選び、悩みますよね〜。しかも、本郷での学生生活が始まってすぐに決めなければいけないので (1次の締め切りまでほとんど時間ないですよね)、とても大変だと思います。
一言だけアドバイス♪
結局、自分でガイダンスなどに足を運んで自分で情報を集めてから選ぶしかないです。 去年僕も、友達と手分けしてガイダンスに出たりしてみましたが、 ゼミが目指しているものや雰囲気などは直接ゼミに触れてみないとわかりません。
もうゼミの説明を聞く機会はガイダンスしか残っていませんが、めんどくさがらずに 足を運ぶことをオススメします。それでもわからないことはメールするなどして解決 しておきましょう。 うちもそうですが、他のゼミにも連絡を取ってみればいろいろと教えてくれると思います♪

ではでは、ガイダンスでお会いしましょう!

管理人の一言バックナンバー

2010.3.28 6:03PM
こんにちは!
今日は、岩井教授の退任記念講演に行ってきました。
非常にスケールの大きなお話で、学習意欲が湧きました。
最近まったく勉強してね〜からなぁ(笑)

さて、昨日懇親会にお越しくださった皆様、ありがとうございました。
あんまり多くの人と喋れなかったので、 聞きたいことがあれば気軽にメールください♪
一応、よく聞かれた質問については「選考情報」のページに まとめておこうと思います。
なんかあのページの情報量がハンパないことになってますが、 まぁ気にしない。。。

暖かくなったり寒くなったり、体調を崩しやすい時期です。
皆さん、お体にお気をつけて!

2010.3.1 1:10PM
皆様試験お疲れ様でした!
出来はいかがだったでしょうか。

2年生の皆さんは、来年は結構忙しくなってしまうので、 今年のうちにスキーやらスノボやら行きまくっておくことをオススメします♪

ゼミ生からのメッセージのページを少しだけ更新しておきます!

2010.2.3 1:12AM
ゼミオリ無事終わりました♪
ふぅ、よかった。

足を運んでくださった皆さん、
ありがとうございました。

かなり内容を絞ってみたんですが、 やっぱり普通に満遍なく説明したほうがよかったのかなぁ……。 リクルート活動というのは難しいですね。

植田ゼミの良さが伝わっていることを祈ります。

さてさて、イベントのページの写真を少し更新したので 是非見てください!

では、試験勉強をそろそろ始めます……

2010.2.2 0:23AM
こんばんは。
明日(日付的には今日)はゼミオリなんですが、
雪……すごいですね……。

人来てくれるかなぁ…。
頑張って説明するので、聞いてくださいね♪

しかし、雪すごいなぁ……

2010.1.31 3:06AM
こんばんは。
昨日は植田ゼミ2010年新年会でした。

OBの方が声かけをしてくださり、
先生を囲んで新年を祝ってきました♪

先輩とのつながりが持てるのもゼミのいいところですね!!

ところで、いつも通り先生も二次会まで来てくださり、
盛り上がったのですが、
話に花を咲かせて時間を忘れてしまい終電がなくなってしまいました。
先輩方は優雅にタクシーで帰られましたが、
我々貧乏学生は銀座から本郷近辺まで歩いて帰ることになりました。
疲れた……


さて、ゼミオリが近づいていますね。
そろそろホームページもしっかり作っていきたいと思いますので、
これからも是非チェックしてください!

ゼミオリでお待ちしています。

2010.1.27 3:15PM
こんにちは。
昨日は2009年度最後のゼミでした。
先輩方の卒業論文の発表で締めくくりました。

それからなんと!
サプライズで、昨年夏に三菱東京UFJロンドン支店でお会いした、
エコノミストのブラウンさんがゼミに訪れてくださいました!!

いやぁ、ビックリした。。。
金融政策のあり方などについて伺いました。


飲み会はいつもどおり盛り上がりました♪
先生も二次会まで来てくださいました!

1年間お疲れ様でした。
3月の追いコンで先輩方を盛大に送り出しましょ〜!

2010.1.13 11:25PM
あけましておめでとうございます。
昨日は新年初のゼミでした!

金融政策決定会合シミュレーションお疲れ様でした

いやぁ……、完全に勉強不足でしたm(_ _)m
日々精進していきたいと思います。

それから、そろそろ新歓活動が本格化するので、
3年生は協力お願いします!!

もうここを見ているかもしれない2年生は、
今後ゼミオリや個別のオリエンテーションなどで、
是非一度植田ゼミの話を聞いてみてください♪


今年もよろしくお願いします。


2009.12.23 9:13AM
頭痛い……
昨日は年内最後のゼミでした。 忘年会は、本当に年を忘れてしまいました。 飲みすぎた……。

新年は、政策決定会合シミュレーションでスタートです!  本年度のゼミも残すところあと3回となりましたが、最後まで頑張っていきましょう♪

よいお年を!

2009.12.18 0:22AM
Googleで検索されるようになりました♪
SEO頑張ります。
そういえば、バーゼル委員会が銀行の新規制案を発表してましたね。

2009.12.15 10:32PM
今日で「現代マクロ経済学講義」が終わりましたね。
こういう話かなり好きなんだけど、みんなはど〜だったんだろ〜
数式の壁は乗り越えたいなって思いましたね


今年のゼミも残すところあと1回です。



2009.12.09 5:33AM
とりあえず作ってみた。徹夜で……orz

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